【速報】クラウドプラットフォームSnowflake、Microsoft Azure東日本リージョン上で提供開始 #snowflakeDB
今注目のクラウドプラットフォーム"Snowflake"ですが、2021年10月時点までは、日本においてはAWS東京リージョンのみの提供でした。しかし本日10月15日、Microsoft Azure東日本(Japan East)リージョンでも提供開始された、との発表がありました。早速確認します。
Snowflake on Microsoft Azure東日本を試す
まずはSnowflake社のトップページへアクセスします。
画面右上の「無料トライアル」をクリックして、新規にトライアルアカウントを発行します。
氏名、メールアドレス、会社名などを記入し、「次へ進む」をクリックします。
次の画面でSnowflake EditionやSnowflake環境を稼働させるクラウドプロバイダーを選択します。ここで、Microsoft Azureを選択し、地域のドロップダウンリストでリージョンを選択します。
東日本(Japan East)リージョンが選択できるようになっています。「Japan East(Tokyo)」を選択し、利用規約に同意するチェックボックスにチェックを付けて「はじめる」をクリックします。
念のため、ロボットでないかどうかの確認作業が行われ…
しばらく(約1分)待つとアカウントが作成され、アクティベーションメールが先ほど入力したメールアドレスに届きます。
メールの中に、SnowflakeへサインインするためのURLが記載されていますが、URLの一部に"japan-east.azure"の記載があり、環境がAzureの東日本リージョンであることが確認できます。
「CLICK TO ACTIVATE」をクリックして、Snowflake Web UIにアクセスします。
初期設定として管理者となる最初のログインユーザ名とパスワードを設定し、「Get started」をクリックすれば利用開始です。
サインイン後の環境については、AWSの場合と同じです。クラウドプラットフォームが異なっても仮想ウェアハウスはAWSと同じTシャツサイズの管理単位を使用します。
料金について
さて、気になる料金ですが、残念ながら現時点ではSnowflake社の料金ページに記載がありません。早い内に表示される事を期待します。
https://www.snowflake.com/pricing/
代わりにSnowflake社の法務関連ページにpdf形式の料金表が公開されているので、そちらを確認します。
https://www.snowflake.com/legal/
こちらのページにアクセスし、画面を下にスクロールさせると右側に「Pricing」の表示が現れますので、クリックしてpdfファイルを表示させます。
この料金表によると、各エディションにおけるクレジットあたりの単価は以下とのことです。AWSもAzureも同じ料金です。
AWS東京リージョン | Azure東日本リージョン | |
---|---|---|
Standard | $2.85 | $2.85 |
Enterprise | $4.30 | $4.30 |
Business Critical | $5.70 | $5.70 |
VPS | $8.55 | $8.55 |
以上、SnowflakeがMicrosoft Azure東日本リージョンで利用開始できることを確認しました。簡単ですので是非お試しください。